エバコナ校長便り

冬でも野外を楽しむ生活│エバコナ校長便り

8月に入り、こちらは冬の真っ盛りです。ニュージーランドは南半球にありますから、北半球にある日本とはすべてが反対です。太陽は北から照らし、北島の上の方に位置するフィティアンガは日本でいえば九州の大分あたりでしょうか。ここでは真冬でも雪は降りませんし、8月には霜が降りるほどの寒い朝もありますが、それもあまり長くは続きませんし、温かい昼間はジャケット無しでも外を歩けます。

ニュージーランドの学校は7月中に冬休みが終わり、今は3学期に入っています。3学期は9月25日まで続き、それからまた2週間の春休みになります。学校では冬と言えばラグビーのシーズンです。ラグビーチームの子供たちは週末になると対抗試合のために各地の学校を訪ねあって対抗試合をします。ラグビーはサッカーよりもかなり激しく、ボールを取り合うために体を激しくぶつけあう場面も多々あって見ている方もはらはらとすることがありますが、それは見物する親たちの熱狂をさらに盛り立てます。ニュージーランドではどんな小さな町にもラグビー場だけはあります。そしてそこには必ずラグビー・クラブもあって地元の大人たちがチームを作って練習しています。ラグビーはニュージーランド人にとっては国技です。

さて、ニュージーランド人は夏は何をするのでしょうか。クリケットです。大英連邦のこの国では野球は全くやりませんが、クリケットは大英連邦の国々の間でプレーされており、国際試合もあり、テレビでも中継されます。

それ以外にも、ニュージーランド人は一般にアウトドアの活動が大好きで、ハイキングや登山はもちろん、海釣り、川釣り、サーフィン、カヤック、ダイビング、ジェットスキー、スキー、ロッククライミング、トレッキング、等々。国民は1年を通して野外生活を楽しみます。そして定年になるとキャンパー・バンに乗ってニュージーランド中を旅しているご夫婦などもよく見かけます。

全人口が東京の半分以下、ほとんどが牧場の国ニュージーランド。人々はこよなく自然を愛し、その生活は競争に追われることも少なく、一人一人が自分らしく伸び伸びと生活しているように感じます。

マクリーンえり子