
アドラー心理学とは?原因でなく”目的”に注目する考え方
先日、たまたまアドラーの言葉をネット上で見て、興味を持ち検索してみました。最近、アドラー心理学というものが流行っているようで、『嫌われる勇気』というアドラー心理学の本がベストセラーになっているとネットに書かれていました。そこで私はアドラー心理学について少し調べてみたのですが、アドラー心理学が他の心理学(特にフロイトなど)と違うところは、「原因」ではなく「目的」に注目する点なのだそうです。過去のトラウマで現在が決まる(原因論)なのではなく、未来の目標に向かって自分がどう生きるか(目的論)を重視しする実践的な理論だと書かれていました。
過去にとらわれる子どもたち
私は長年エバコナで思春期の子供たちと接してきていますが、過去の経験に囚われている子供に出会うことは多々あります。子供たちはまだまだ若く、人生経験が浅いですから、辛いと感じた経験をしたときにその経験をどうとらえればいいか分かない、またそれに対してどう対応していいか分からない、そのためにその辛い経験に囚われてしまう傾向があると感じています。ここで大切なことは困難に直面した子供たちに対する私達や親御さんの声掛けや導き方です。
他人の評価とどう向き合うか
人生では人からの評価というものはつきものですが、人は人生経験を重ねていくと、他者からの評価というものがあくまでもその人がその時に下した評価であり、その評価は必ずしも正しいとは限らないという事に気が付いていきます。自分の価値というものは最終的に自分が決めるものです。ですから、子供がそのような事で悩んでいる時、私達や親御さんがそれに対してどんな視点を持って対応するべきなのか示してあげる事はとても大切です。
人間は誰もが周りから良く思われたい、好かれたい、評価されたいという気持ちがあると思います。日本は特に恥を重んじる文化の国ですので、社会の目に対して繊細になる国民性があるかもしれません。しかし、チャレンジに直面した時は子供にとって貴重なまなびのチャンスであり、自分を知るチャンスでもあります。
失敗は”学びのチャンス”になる
アドラーは「人生におけるあらゆる失敗の原因は、自分のことしか考えていないことにある」と言っていますが、失敗や人生のチャレンジを苦しみと捉えず、「貴重な学びのチャンスである」と捉えられた時、それは「失敗や苦しみでは無くなる」のだということを言っており、私自身も自分の経験からそれに強く賛同します。エバコナサポートスタッフである私たちは子供たちに失敗だと思う事や大変だと思う事を沢山経験することは実はとても大切だという事だと常々若者たちに話します。
自分らしく生きる力を育てるために
子供たちが人生を生きていく上で、重要な事は他との違いを受け入れ、そこから学び、失敗やチャレンジを苦しみと捉えず乗り越えていく力ではないかと思います。また、子供たちはそうした経験を通して、自分を見つけ、自分らしい生き方を確立していきます。
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