Evakona Education | エバコナ語学学校

ニュージーランド語学学校に留学して英語を学ぶならエバコナ | ニュージーランド高校留学

生きた英語体験、個性にフォーカス!
言語選択:
  • 日本語
    • English
Visit Us On FacebookVisit Us On Youtube
喜びの発見は生きる力!
  • ホーム
  • コース
    • 高校留学
    • 親子留学
    • 一般英語コース
  • 料金
  • Evakonaについて
    • エバコナ留学はどこが違うの?
    • 校長あいさつ
    • ロケーション
    • 教師とスタッフ紹介
    • よくある質問
    • 卒業生のコメント
    • メディアギャラリー
  • ブログ
  • 留学情報
    • 宿泊
    • 留学生ケアシステム
    • 留学ハンドブック
    • ビザと保険について
    • 返金規定
    • 行動規範
    • 苦情・重大インシデント
    • 一般規定
    • ウェルビーイングに関する報告
  • 無料教育相談
  • お問い合わせ
  • 今すぐ登録

海の掟(11/12/2010)~ No. 14

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

私たちの住んでいるフィティアンガの町は海辺の町だ。公害とは無縁のこのあたりの海には海の幸が溢れていて、船で繰り出せば湾内でも鯛やしま鯵がよく釣れる。また岩場に潜ればイセエビやアワビも捕れる。

こちらに移り住んで私もすっかり釣りのファンになった。波止場での鯵釣りや浜からの投げ釣りを愉しんでいたが、ある時とうとうモーターボートを衝動買いした。それまでモーターボートなど運転したこともなかったが、買ったときには義父さんに運転してもらえばいいと軽く考えていた。

友達の家からボートが運ばれてくると、早速私は試し乗りに出るべく義父さんと子供たちに声をかけた。釣り道具を積み込み、水と食料、ライフジャケットを積めば準備完了。私はうきうきと出発準備を整え義父さんの出陣をうながす。ところがどうだろう彼は動かない。そして私に「モーターボートのことをどのくらい知っているの」と聞いてきた。「全然知らない」と私。「これは君のボートだから自分でトラクターを運転して海に行き、ボートを自分で動かして愉しむべきだよ。僕は毎回は付き合えないよ」とのたまう。

「エー」と途方にくれる私に義父さんはヨット入門の本を持ってきた。続きを読む

忠犬ベンとガス(11/11/2010)~ No. 13

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

狩が大好きな義父さんは独身時代からいつも猟犬を飼っていた。犬種はきまってイングリッシュ・スプリング・スパニエルという耳が長くて中毛の中型犬だ。私達が結婚した時、ベンはもういなくてガスがいた。ガスは活動的でどちらかというとがさつで粗野なタイプ。それに比べてベンは好奇心旺盛で、人の心をつかむのがうまく、犬嫌いの人にも人気があったそうだ。

義父さんと犬の関係は完全にご主人様と忠実な家来の関係だ。ガスは義父さんがいるところでは私や子供達の命令をきかない。ひたすら義父さんをみつめて将軍様の指示を待つ。

狩に連れて行くと義父さんはきまった言葉で犬に指示を出す。「ゲット・イン・ビハインド 」は後ろについて歩け。狩猟中に犬が先に出るとすかさずこれを言う。するとガスは忠実に義父さんの3歩うしろをついて歩く。そして義父さんが獲物を撃つと颯爽と飛び出し、回収作業にあたる。義父さんは「ブリング・イット・ヒア 」と場所を指定し、ガスはひたすら集め回る。そのたびに義父さんは「グッド・ボーイ」といって励ます。ガスは状況がどうであれ銃声に反応して飛び出し、走り回ったが、ベンはいつも義父さんとアウンの呼吸で働いたと言う。ただ優秀だっただけに主人への期待も大きく、義父さんが撃ち損ねると、プイと怒ってしばらく姿をけしてしまったそうだ。続きを読む

狩の掟 ( 11/10/2010) ~ No. 12

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

牧場で育った義父さんにとって狩猟や川釣りは実質を兼ねた遊びだった。牧場では銃は必需品であり、小さい時から父親が銃を使うのを見て育ち、少し大きくなってからは自分も狩に参加してきた。

子供の頃、義父さんに与えられた家の手伝いの一つは犬の餌の調達だったという。ニュージーランドのファーマーにとって良く訓練された牧用犬は大事な労働力で、エディの家でも常に2.3匹の犬を飼っていた。

そして当時、その犬たちの餌にしていたのは野性のやぎの肉だった。野性の山羊は大事な牧草を食べてしまうのでいずれにしても殺さなければならない。その頃、義父さんの住んでいた牧場には野生のやぎがたくさんいたので定期的にそれをしとめて大事な犬の餌にしていたのだ。

義父さんの父親は毎回、銃に2発だけ玉を込めて義父さんに渡して言ったそうだ。「できるだけ一発でしとめろ、もし一発で死ななかったらもう一発でとどめをさしなさい。でも、確実にしとめられるとき以外は絶対に銃を発射しちゃいけないよ」と。彼は2発玉を込めたまま空手で帰るか、撃ってやぎを持って帰るかのどちらかしか許されなかったという。そんなわけで彼の狩猟の腕はどんどんあがり、四季折々に父親や兄弟と鴨猟、いのしし狩り、鹿狩り、オポッサム狩りと楽しんだ。続きを読む

長男、高校3年を繰り返す(11/09/2010)~ No. 11

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

ニュージーランドの学校教育は日本に比べて体験教育が豊富で、その上個性が生かされるシステムだ。特に高校の最後の3年間は選択教科制なので生徒たちは自分が好きな科目を中心に教科を選べる。

私の長男はアートが得意で高校の3年間は必須教科のほかは油絵、製図(グラフィクス)、デザインとすべてアート系の科目で固めていた。

長男が高校生だった当時、ニュージーランドは国家試験制度をとっており生徒たちは日本の高1(NZ11年生)、高2(NZ12年生)、高3(NZ13年生)は年末に国家試験を受けなければならなかった。(注―現在は年間を通してNCEAという国家認定の単位を取得するというシステムに変わった)

そんなわけでアートも毎年、国家試験を受けなければならず、その合格基準はとても高かった。ニュージーランドの学校教育ではどの教科でも常に自分の考えや理論を表現することを要求される。だからアートでも国家試験の基準に合わせて生徒一人ひとりが自分でテーマを見つけ、なぜそれを選んだか、どうそれを表現したかなど説明しなければならない。続きを読む

自転車少年(12/8/2010)~ No. 10

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

長男が自転車に乗って遠くに出かけるようになったのは15歳の時だった。体はどんどん成長していくのに心はまだ子供でアンバランス、何かと扱いにくい年頃だった。

そんな彼に義父さん は「部屋にこもるな。何でもいいから門から外に出て何かを見つけて来い」とよく言った。そしてある日、長男が遠乗り用の自転車が欲しいと言い出した。自転車に乗って、ハミルトンに引っ越していった友達を訪ねたいと言うのだ。ハミルトンまではゆうに250キロはある。私は驚いたが、義父さんは息子にどうやって実行するのか計画をたてるようにといった。

息子はさっそく自転車のカタログを集め、遠乗りにはどんな自転車がいいのか、何が必要なのかなどを調べはじめた。私たちもサイクリングの実用書などを買って渡したりする。

その内、息子が自分で自転車を買うお金も目途をつけたので、ついに家族で自転車を探しにハミルトンまで遠征することになった。 ハミルトンではいくつかの自転車屋を見て回った。その日1日がかりで何とか予算と目的に合った自転車がみつかり、ヘルメットと携帯用のパンク修理道具も買いこんで、息子は大満足だった。続きを読む

自給自足の教え2(12/7/2010)~ No. 9

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

私達は牛のほかにも時々豚を育てる。

これは家庭用のベーコンやハムを作るためで、たいがい乳離れした子豚を2匹買ってきて残飯や飼料をあたえて育てるのだが、豚は牛と違って成果が早く3,4ヶ月もすると十分食するに足る大きさに育つ。

ある時、義父さんがが末息子に「豚を育ててみないか」と持ちかけた。

その頃、末息子は思春期の難しい時期に差し掛かっていて「学校の勉強がつまらない」だの「大人の規則はバカらしい」だのと言い出し始めていた。

そんな末息子に義父さんは子豚の値段、餌代、加工代全てをあわせて店で買うベーコンの値段よりも安く上がるようにやってみろと言った。その面白そうな提案に末息子はすっかり乗り気になりやってみることになった。

義父さんはさらに2つの助言を付け加えた。豚の餌の確保のためにカボチャのような簡単に育つ野菜を育てて市販の飼料をなるべく買わないようにする。また既存の豚小屋がだいぶ傷んでいるのでこの際きちっと作り直す。続きを読む

自給自足の教え1(12/6/2010)~ No. 8

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

私達の住んでいる10エーカーのファームは一般にニュージーランドでは“プレジャーファーム(趣味の農場)”と呼ばれ、ビジネスでやっている酪農場や食肉用の牧畜農場とは区別される。

それでも一応農場ではあるので牧草の管理はビジネスファームと同じようにやらねばならない。それで私達も常に牛を飼って牧草が伸び放題にならぬよう調整しているわけだが、義父さんが来て以来、私達は乳離れしたばかりの去勢した子牛を買い、それを1年か2年育てては売るというサイクルを繰り返している。それ以上大きくなると力も強くなり気性も荒くなるので私たちのような町中の小さなファ-ムでは飼うのが難しいからだ。

また牛を買うときは季節や天候を考え、牧草の量や伸びを予測して頭数を決める。大体いつも10エーカーで10頭前後だ。1エーカーで1頭と聞いて私は初め驚いた。10エーカーで50頭ぐらい詰め込めると思っていたからだ。するとオーストラリア人の友達が「私の育ったオーストラリアのファームでは暑くて乾燥しているので牧草が伸びにくく10エーカーに羊が1匹しか飼えなかったわよ」と教えてくれた。そうか動物の頭数は土地の肥沃度や天候で決まるのかと私は初めて気が付いた。続きを読む

ニュージーランドの頑固オヤジ (12/05/2010) ~ No. 7

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

思春期を迎えた子供というのはともかく扱いが難しい。それまで母親一辺倒で母親のルールがすべてだった子供達が少しずつ手強くなり始める。母親にとって特に男の子は難しくて、強い父親の存在とサポートが必要となってくる。

義父さんが家族に加わった時、長男は12歳で、ちょうどその難しい時期にさしかかっていた。甘えの裏返しで母親に平気で生意気な口を利き、言うことを聞かない。

ある時、例によって息子が反抗的な態度で私に口答えをしはじめた。そして弾みがついて私に英語で悪い言葉を投げつけた。

とたん! 義父さんは息子を押さえてすかさず言った。

「おい、君が今最低のマナーで接している人は僕の大切な奥さんなんだぜ」と。それ以来、息子は決して私に英語で悪態をつかなくなった。続きを読む

馬を売る話 (13/04/2010) ~ No. 6

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

ニュージーランドに渡ってからすぐ、娘は乗馬を習い始めた。乗馬の先生グレタはオランダ人で、乗馬暦が長く、優雅なドレッサージの名手だった。ドレッサージとは馬場でいろいろな技法で馬を乗りこなす競技で、馬に技を教え、乗りこなすには忍耐強い練習が必要だ。

娘は最初トインクルという利口で穏やかな老馬を借りてレッスンを始めたが、しばらくすると自分の馬が必要だということになり、スパイダーマンという異名をもったこげ茶のおす馬を買った。ニュージーランドでは馬の売買は乗馬愛好者の間では頻繁に行われていて、地元の乗馬クラブを通して友達の馬を買ったり、新聞の広告を見て買ったりする。私たちはそれまでまったくそうした経験がなかったので、グレタの勧めで娘と同じ年の女の子が乗っていた馬を紹介してもらって買うことになった。

このスパイダーマンはとても変わった馬で、まったく孤独に弱い馬だった。パディック(牧草地)に自分ひとりでは一分もいられない。ハイジャンプの名手なので、自分1頭だけと悟るや否や柵をジャンプして飛び出し、他の馬を探し回るという悪癖があった。続きを読む

にわかファーマー(13/03/2010)~ No. 5

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

私達はフィティアンガの町中の約10エーカー(約40000㎡)の小さなファームに住んでいる。ニュージーランドに移り住んで3年目に自分の土地で馬を飼うという夢を実現させ、家を建てて住み始めたのだが、住んでみてすぐ広い土地の管理が思ったより大変なことに気がついた。

義父さんが移ってきたとき、私たちの土地には友達のサラブレットが2頭と私と娘の馬が2頭で、あわせて4頭の馬がいた。毎日、夕方になると娘と私は交代でパディック(放牧地)のあちこちから山のような馬糞をあつめてきて始末し、鍬を持って馬に食べさせられない雑草を取って回り、夏には近所のファーマーに頼んで干草を作りと乏しい知識でファームの管理に奮闘していた。

ところが義父さんがやってきてまず決行したことは馬を2頭にへらし、牛をおくことだった。彼曰く、

1.馬は強い前歯をもっていて、牧草を地面すれすれの根元まで噛み切って食べる。続きを読む

« Previous Page
Next Page »

ブログ投稿カテゴリー

  • ブログ・ホーム
    • エバコナ校長便り
    • 高校準備コース
    • 親子留学
    • エバコナ卒業生の体験談
    • 一般英語コース
    • 留学・教育
    • NZ生活について
    • 信仰
    • フィティアンガ便り (1989年 – 1990年)
    • フィティアンガ便り (2002年から )
    • 日本人ママとキウィー義父さん
  • このフィールドはフォームの表示時には非表示になります

コロマンデル半島
エバコナは
ニュージーランド北島では
人気の高いコロマンデル半
島にあります。
目を見張る美しい自然、フレンドリーな人々、リラックスしたライフスタイル、世界でもトップクラスを誇るコロマンデル半島の自然環境 は英語の勉強にも最適です。
場所についてもっと詳しく見る
卒業生のコメント
Evakona Student Anke Maurer 「すべてが最高。フレンドリーな先生達は、いつも助けてくれて、常にクラスには笑いがあった。それからスタッフ!オフィスに行けばいつでも助けてくれた。」
アンカ・ミューラー (スイス)
IELTS試験準備コース 8週間
Evakona Student Carlo 「クラスはとても楽しくて先生達も愉快だった。ここに来る前も何年か英語を勉強したけどここにいる期間が一番上達したと思う。すごくよいステイだったし、また是非この国に戻って来たいと思う。」
カルロ(イタリア)
一般英語コース 4週間
卒業生のコメントをもっと見る
Evakona ニュージーランド語学学校 エバコナ
Evakona Education

クイックリンク

高校留学
親子留学
料金
今すぐ登録
オンライン申込書
一般規定
コロマンデル半島
宿泊
校長のブログ

エバコナ語学学校

フィティアンガ (Whitianga)

住所: 18 South Highway
Whitianga 3510
New Zealand

郵送先: PO Box 98,
Whitianga 3542

メール: info@evakona.co.nz
電話: +64 7 867 1178
FAX: +64 7 867 1175

テームズ (Thames)

住所: 415 Mackay Street,
Thames 3540
New Zealand

郵送先: PO Box 610,
Thames 3540

メール: info@evakona.co.nz
電話: +64 7 867 9226
FAX: +64 7 867 9227

エバコナとつながろう

Visit Us On FacebookVisit Us On Youtube

Copyright © 2025 · Evakona Education · All rights reserved