Evakona Education | エバコナ語学学校

ニュージーランド語学学校に留学して英語を学ぶならエバコナ | ニュージーランド高校留学

生きた英語体験、個性にフォーカス!
言語選択:
  • 日本語
    • English
Visit Us On FacebookVisit Us On Youtube
喜びの発見は生きる力!
  • EVAKONAを選ぶ理由
  • 留学までのながれ
  • 卒業生の感想
  • よくある質問
  • 無料教育相談
  • お問合せ
喜びの発見は生きる力!
  • ホーム
  • コース
    • 高校留学
    • 親子留学
    • 一般英語コース
  • 料金
  • Evakonaについて
    • エバコナ留学はどこが違うの?
    • 校長あいさつ
    • ロケーション
    • 教師とスタッフ紹介
    • よくある質問
    • 卒業生のコメント
    • メディアギャラリー
  • ブログ
  • 留学情報
    • 宿泊
    • 留学生ケアシステム
    • 留学ハンドブック
    • ビザと保険について
    • 返金規定
    • 行動規範
    • 苦情・重大インシデント
    • 一般規定
    • ウェルビーイングに関する報告
  • 無料教育相談
  • お問い合わせ
  • 今すぐ登録

馬を売る話 (13/04/2010) ~ No. 6

8月 5, 2014 By えり子 マクリーン Leave a Comment

ニュージーランドに渡ってからすぐ、娘は乗馬を習い始めた。乗馬の先生グレタはオランダ人で、乗馬暦が長く、優雅なドレッサージの名手だった。ドレッサージとは馬場でいろいろな技法で馬を乗りこなす競技で、馬に技を教え、乗りこなすには忍耐強い練習が必要だ。

娘は最初トインクルという利口で穏やかな老馬を借りてレッスンを始めたが、しばらくすると自分の馬が必要だということになり、スパイダーマンという異名をもったこげ茶のおす馬を買った。ニュージーランドでは馬の売買は乗馬愛好者の間では頻繁に行われていて、地元の乗馬クラブを通して友達の馬を買ったり、新聞の広告を見て買ったりする。私たちはそれまでまったくそうした経験がなかったので、グレタの勧めで娘と同じ年の女の子が乗っていた馬を紹介してもらって買うことになった。

このスパイダーマンはとても変わった馬で、まったく孤独に弱い馬だった。パディック(牧草地)に自分ひとりでは一分もいられない。ハイジャンプの名手なので、自分1頭だけと悟るや否や柵をジャンプして飛び出し、他の馬を探し回るという悪癖があった。

でもパイダーマンと娘は気が合い、彼を通して娘は乗馬への自信つけていった。そうこうする内に地元の乗馬クラブに入っていた娘のドレッサージやショージャンプの腕前もだんだん上がっていき、ついに彼女もスパイダーマンよりも大きい上級の馬に乗りかえる必要がでてきた。

当時16歳だった娘に義父さんは「馬の売買をすべて自分でやってごらん」といった。娘は新しい馬を見つけると同時に、スパイダーマンの買い手も見つけなければならない。さっそく娘は乗馬クラブを通して馬の売り手と買い手を捜し始めた。幸い娘の学校のクラスメイトのアリソンがさらに上級の馬に乗り換えるために自分の馬の買い手を捜していた。値段も手ごろで、スパイダーマンを売って、少し足せば買えそうだ。

アリソンの馬はラスティーという名前のすらっとした栗毛のうまで、ドレッサージもうまく、気性も穏やか、人間の男嫌いという妙な癖があったが、娘は最初の試乗で気に入った。これで買う馬は決まったが、スパイダーマンの買い手が見つからない。娘は自分の愛馬を優しい女の子に売りたいと乗馬クラブに張り紙をしたりして探し回った。

そんなある日、町の近くの丘で乗馬教室を始めた女性がスパイダーマンを買いたいと言ってきた。その人はやってきてスパイダーマンをひと目見ると「買う」という。でも、それまで次の持ち主も優しい女の子と思い込んでいた娘はスパイダーマンがいろいろな人が乗る練習用の馬になると聞くと心を痛め、その人には売りたくないと言い出した。

義父さんはその成り行きをじっと見守る。そして悩む彼女につい私が口を出しかけると、逆に娘に「自分でやるからほっといて」とたしなめられた。

娘はついに決心をしてその女性に断りの電話をいれたが、ずいぶんいやみを言われたようだった。その後2.3日して突然、若い女の人がスパイダーマンを見にやってきた。小学生の甥っ子のために馬を買いたいという。娘は大喜びでその人にスパイダーマンを売ることにしてその件は一見落着したかのようだった。だがその後しばらくしてその若い女性が実は乗馬教室の女性に頼まれて嘘をついてスパイダーマンを買ったことがわかり、娘はずいぶんがっかりした。

それでもその後、乗馬教室の子供たちをのせて浜辺を走るスパイダーマンのハッピーな様子見かけるようになって娘もだんだん納得していったようだ。

義父さんに促され、初めて馬の売買を自分でするという経験をして娘はちょっぴり大人になった。そしてそれは後にラスティーを売るときの自信にもなったようだ。ラスティーの時も何人かの人が馬を見に来て、ひとりの女性は馬を自分のファームに連れて帰って試乗したいと言い張ったが、車での移動中にラスティーが足を痛めたら困るよという義父さんの助言を聞いて、娘はきっぱりと断った。もちろんそのディールは不成立。そしてラスティーは最終的には娘が願っていた通りの優しい少女の手に渡っていった。

Filed Under: NZ生活について, 日本人ママとキウィー義父さん

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

ブログ投稿カテゴリー

  • ブログ・ホーム
    • エバコナ校長便り
    • 高校準備コース
    • 親子留学
    • エバコナ卒業生の体験談
    • 一般英語コース
    • 留学・教育
    • NZ生活について
    • 信仰
    • フィティアンガ便り (1989年 – 1990年)
    • フィティアンガ便り (2002年から )
    • 日本人ママとキウィー義父さん
  • このフィールドはフォームの表示時には非表示になります

コロマンデル半島
エバコナは
ニュージーランド北島では
人気の高いコロマンデル半
島にあります。
目を見張る美しい自然、フレンドリーな人々、リラックスしたライフスタイル、世界でもトップクラスを誇るコロマンデル半島の自然環境 は英語の勉強にも最適です。
場所についてもっと詳しく見る
卒業生のコメント
Evakona Student Anke Maurer 「すべてが最高。フレンドリーな先生達は、いつも助けてくれて、常にクラスには笑いがあった。それからスタッフ!オフィスに行けばいつでも助けてくれた。」
アンカ・ミューラー (スイス)
IELTS試験準備コース 8週間
Evakona Student Carlo 「クラスはとても楽しくて先生達も愉快だった。ここに来る前も何年か英語を勉強したけどここにいる期間が一番上達したと思う。すごくよいステイだったし、また是非この国に戻って来たいと思う。」
カルロ(イタリア)
一般英語コース 4週間
卒業生のコメントをもっと見る
Evakona ニュージーランド語学学校 エバコナ
Evakona Education
EVAKONAを選ぶ理由
卒業生の感想
留学までのながれ
よくある質問
無料教育相談
お問合せ
一般規定

クイックリンク

高校留学
親子留学
料金
今すぐ登録
オンライン申込書
一般規定
コロマンデル半島
宿泊
校長のブログ

エバコナ語学学校

フィティアンガ (Whitianga)

住所: 18 South Highway
Whitianga 3510
New Zealand

郵送先: PO Box 98,
Whitianga 3542

メール: info@evakona.co.nz
電話: +64 7 867 1178
FAX: +64 7 867 1175

テームズ (Thames)

住所: 415 Mackay Street,
Thames 3540
New Zealand

郵送先: PO Box 610,
Thames 3540

メール: info@evakona.co.nz
電話: +64 7 867 9226
FAX: +64 7 867 9227

エバコナとつながろう

Visit Us On FacebookVisit Us On Youtube

Copyright © 2025 · Evakona Education · All rights reserved