ニュージーランドへの高校留学を考えている中高生や保護者の方から、意外とよく相談されることがあります。
「現地で友達はできますか?」
「英語があまり話せなくても、友達を作れますか?」
「学校で一人になったらどうしよう……」
初めて海外の学校に通うなら、こうした不安を感じるのは当然です。
特に中高生は、「話したい気持ちはあるけれど、何を話せばいいのかわからない」ということも多いようです。
でも、友達づくりは、難しい英語や特別な会話から始まるわけではありません。
まずは、小さな一歩から始めてみましょう。
まずは「Hi! How are you?」から
「何を話せばいいかわからない」と思ったら、難しい話題を考える必要はありません。
まずは、
“Hi! How are you?”
これだけでも十分です。
「今日の授業どうだった?」
「週末は何してたの?」
「この教科好き?」
「どんなスポーツやってるの?」
そんな簡単な一言から会話が始まります。
そして、もう一つ大切なのが、相手の名前を覚えること。
ニュージーランドの学校では、現地の生徒が
“Hi, ○○!”
と、名前を呼んで挨拶してくれることがあります。
名前を呼んでもらえると、「自分のことを覚えてくれているんだ」と嬉しくなりますよね。
あなたも、できるだけ相手の名前を覚えて、名前を呼ぶようにしてみましょう。
それだけでも、ぐっと距離が近くなります。
「前に聞いたこと」を覚えておく
友達との会話で、とても大切なのが、相手の話を覚えておくことです。
例えば、こんな会話があったとします。
「週末は何するの?」
“I’m going to Auckland.”
「そうなんだ!何するの?」
“I’m going shopping with my friends.”
そして翌週。
“How was Auckland?”
「オークランドどうだった?」
“It was really good!”
さらに、
“Who did you go with?”
「誰と行ったの?」
“What did you do?”
「何したの?」
“Did you have a good time?”
「楽しかった?」
と聞いてみる。
すると相手は、
「前に話したこと、覚えていてくれたんだ!」
と嬉しくなります。
これって、日本語でも同じですよね。
自分が何気なく話したことを相手が覚えていてくれたら、「自分の話に興味を持ってくれているんだ」と感じます。
「聞く」ということは、相手に興味を持つこと。
だからこそ、話を聞いてもらうのは嬉しいものなのです。
英語が上手に話せなくても、
相手の話を聞く → 覚えておく → 次に会ったときに聞いてみる。
これだけでも、立派なコミュニケーションになります。
最初は大きなグループの会話がわからなくても大丈夫
学校のランチタイムなどでは、現地の生徒が大きなグループで集まって話していることがあります。
留学したばかりの頃は、
「みんな楽しそうだけど、何を話しているのかわからない……」
ということもあるでしょう。
話すスピードも速いし、知らない言葉やスラングが出てくることもあります。
最初は、ただ隣に座っているだけになることもあるかもしれません。
でも、それでも大丈夫です。
できるだけ耳をすませて、「何を話しているのかな?」と聞いてみてください。
実際に、先輩留学生からも、
「最初は何を話しているのか全然わからなかったけれど、できるだけみんなの会話を聞いていたら、少しずつ聞き取れるようになった」
という話を聞きます。
最初は聞くだけでもいい。
その場にいるだけでもいい。
少しずつ会話がわかるようになり、「ここで笑うんだ」「今の話、自分も知っている!」という瞬間が増えてきます。
そして、いつの間にか、自分から一言入れられるようになっていきます。
「英語ができるようになってから」ではなく、「やってみる」
友達を作るために、英語が完璧である必要はありません。
間違えてもいい。
聞き取れなかったら、
“Sorry?”
“Can you say that again?”
と聞けばいい。
わからないことがあれば、
“What does that mean?”
と質問してみる。
大切なのは、「間違えたら恥ずかしい」と思って黙ってしまわないことです。
そして、友達ができることで、「もっと話したい」「もっと聞き取れるようになりたい」という気持ちも生まれてきます。
英語を勉強してから友達を作るのではなく、友達との毎日のやり取りそのものが、英語の勉強にもなっていくのです。
留学前から「イメージトレーニング」をしてみよう!
留学前から、実際の学校生活をイメージしてみるのもおすすめです。
例えば、
朝、学校で会ったら
“Hi, Emma! How are you?”
ランチで隣に座ったら
“What did you do last weekend?”
週末にオークランドへ行くと聞いたら
“Are you going to Auckland this weekend?”
翌週、学校で会ったら
“How was Auckland?”
“Who did you go with?”
“What did you do?”
こんなふうに、頭の中で何度か練習しておくだけでも、実際の場面で言葉が出てきやすくなります。
最初から長い会話をする必要はありません。
挨拶する。
名前を呼ぶ。
質問する。
相手の話を聞く。
そして、次に会ったときに「この前どうだった?」と聞いてみる。
まずは、ここから始めてみましょう。
「英語が話せないから友達ができない」のではありません。
「友達と話してみたい」という気持ちがあれば、そこから始められます。
留学前に、ぜひ一度、実際の学校生活を想像しながらイメージトレーニングをしてみてください。
そして、ニュージーランドに来たら……
まずは “Hi!” と声をかけてみよう!
小さな一言が、現地での友達づくりの第一歩になるかもしれません。
ぜひ、試してみてくださいね!







