ハイプレ生の来年の進学高校も決まりエバコナは春爛漫

ハイプレ生の来年の進学高校も決まりエバコナは春爛漫

9月の半ばに残暑の続いていた日本を発ち、ニュージーランドに戻りました。オークランド空港に着くと空気はまだひんやりしていましたが日差しは明るく、空港からフィティアンガまでの沿道のあちこちに植えられたプラムの木々にはピンクの花が咲き始めていました。そして帰国から3週間たった今では庭の桜も満開となり、遅咲きのモクレン、つつじの花も色とりどりに咲き誇って、先週からはシャクナゲもほころび始めました。モミジの葉も新鮮な緑や赤に輝いて、まさにフィティアンガ周辺は春爛漫となっています。

さて、10月もすでに2週目に入りましたね。エバコナの高校準備コース（ハイプレ）の子供たちは9月に高校見学を終えて、それぞれが来年進学する高校を決めました。来年はジョン・ポール・カレッジ、ファカタネ・ハイスクール、テ・プケ・ハイスクール、アクイナス・カレッジ、ベツレヘム・カレッジ、テームズ・ハイスクールにそれぞれが編入していきます。

毎年、高校を決めるにあたって、私たちは事前に生徒たちとたくさん話し合います。ニュージーランドの学校教育は個性にフォーカスして、子供たちの得意と個性を伸ばしていくというシステムです。ですから高校の選択科目の幅はすごく広くて実技系の科目も数多く、英、数、社、理以外にも演劇、音楽、料理、被服、エンジニアリング、木工、金工、アウトドア・エデュケーションなどなど、幅広く選択できます。
毎年、ハイプレの生徒の中にははっきりと将来進みたい方向が決まってる生徒も何人かいて、今年の一人は幼児教育でした。この生徒は高校に付属する幼稚園で幼児教育の実習ができるベツレヘム・カレッジを選びました。

エバコナが提携している高校はそれぞれに特徴があり、演劇に力を入れて本格的なシアターを持っている学校、レコーディング・スタジオをもって音楽に力を入れている学校、学生たちが家を建てるプロジェクトを持っている学校、軽飛行機の免許が取れるコースのある学校、乗馬の個人レッスンが取れる学校、プロのシェフを招いてコース料理を教える学校、海洋学を教えてダイビングの免許が取れる学校、ヨットのセーリングのコースを持つ学校、サーフィンのコースを持つ学校などなど、日本では考えられない学習チャンスを与えられています。

今、エバコナには3学期の学校休みを利用してイギリスの英検アイエルツのコースを受けるために12人の元ハイプレ生が各地の高校から戻ってきています。久しぶりに彼ら一人一人と話をして将来の夢を聞きました。海外の大学で犯罪心理学の勉強を目指す人、日本の特定の大学で動物の看護の資格を目指さす人、CAを目指す人、ニュージーランドでホスピタリティーの勉強をして英語圏の国での就職と移住を目指す人等それぞれの方向性もはっきりしてきて、その成長ぶりは頼もしい限りです。

この世界は人間一人ひとりがその個性を生かして活躍し助け合っていく。パズルの1コマ1コマが違うように誰一人同じ形の物も色もなく、それぞれのパズルがピタッとあって大きな世界の絵ができていくと私は信じているのです。子供たちよ大いに個性的に前進せよ！　　エバコナのスタッフ一同いつも応援していますよ。

恒例の11月マクリーンえり子の無料教育相談が東京、名古屋、大阪で申し込みを受け付けています。名古屋11月14日15日16日、大阪17日18日、東京21日22日25日26日となります。お問い合わせください。